新年のご挨拶

 新年明けちゃいましたね。皆様、おめでとうございます。
2025年も皆様にとって素晴らしい年となるよう、お祈り申し上げます。

 また、このブログも書き始めて1年を迎えようとしています。ファイナンシャルプランナーとしてお金に関すること、社労士として労務に関することなどをゆるーく発信しようと思って始めたブログですが、毎回毎回・・・長くダラダラとした内容になったりして、なんだかなぁって感じもします。難しい内容の話もたまにありますが、出来るだけ簡単に書いていこうと思いますので、今後もお付き合いくださいね。できるだけ、ゆるーくて、『なんとなく為になった気がする』ブログを目指して行きたいと思います。


 っと・・・挨拶なので、ここで話を終わってもいいのですが、なんかさみしいので(これが長くダラダラする理由だ・・・w)、私がNISAの積立投資枠で積み立てているオルカンの運用成績がどうなったかなどを書いてみようかと思います。金額を書くと生々しくなっちゃうので、月々の騰落率と年を通しての騰落率ぐらいにしようかなぁと思います。

 その前に各種指数の2024年の年間騰落率がどのようになったのかを振り返ってみたいと思います。

指標2023年末2024年末騰落率
日経平均33464.1739894.54+19.20%
TOPIX2366.392784.92+17.69%
東証プライム1217.601433.29+17.71%
東証スタンダード1169.311272.07+8.79%
東証グロース891.03824.57-7.46%
NYダウ平均37689.5442992.21+14.41%
NASDAQ15011.3519722.03+31.38%
S&P5004760.835970.84+25.42%
ドイツDAX16751.6419984.32+19.30%
イギリスFTSE7733.248149.78+5.39%
中国ハンセン17047.3920081.42+17.98%
上海総合2974.933407.33+14.56%
インドSENSEX72240.2678699.07+8.94%
オルカン2089927876+33.38%

                                                 12月30日現在の数値です。

 オルカンは指数ではなく基準価格となっており、配当等を再投資している点を差し引く必要がありますが、かなりの好成績となっています。また、NASDAQの強さが際立っており、今年においてはエヌビディアやパランティアテクノロジーと言った、アメリカのAI関連企業が盛況であったことが伺われます。その分、オールド企業というか成熟企業が多いNYダウ平均はNASDAQと比べて低調(と言っても14%以上上がっているのですけど・・・)な動きとなっています。
 私的に意外だったのは割とNISAの成長投資枠などで人気となっているインド株が思ったほど上がっていないこと、また、今年は不景気だーって騒がれていた中国株がインド株より高いパフォーマンスで着地している事でしょうか。まぁ、中国はいろいろと政策も出しているにはいるのですが、この二つの指標の成績は逆でもいいんじゃないのかなぁ・・・と思わなくもない感じです。
 日本株においては日経平均において20%近い上昇となっており、かなり良好な環境だったのではないかなぁと思えます。ただ、プライム、スタンダード、グロースと小型株になればなるほど成績は落ちており(グロース指数においてはマイナスに沈んでいます。)、全体的に上がった・・・とは言えない状況かなぁと感じます。この理由として考えられるのは・・・新NISAにおいて指数連動型の投資信託が買われる傾向が高い事、また新NISAから始めた方が個別株を買う場合、有名な会社の株(日経平均採用銘柄が多いと思います。)を購入する傾向が高い事、海外投資家が日本株を購入する場合、膨大な資金量の影響により、大型株の購入(小型株はその資金量を吸収する事が難しいと思われます。)に偏りがちな事・・・などが考えられるのではないかと思います。まぁ・・・どおりで私の株の成績が悪いわけだ(変な小型株ばっかり持ってますw)と反省しています💦
 という事で、全体的に見れば、アメリカのハイテク株(AI関連株等)を中心に堅調な1年じゃなかったかなぁと思います。ただ、日本株においては小型株になればなるほど厳しい状況となったのではないかと感じます。ちなみに今年一番上昇した日本株はフジクラ(光ファイバーなどの電線を作っている会社の様です。)で、データセンターなどでの需要が見込まれ、6倍弱まで値上がりしています。夢があるなぁ・・・。


 次にオルカンを積立投資した場合の資金の変化ですが・・・まぁ、オルカンの基準価格は今年1年で33%強の上昇となったのですが、どのような感じになったのでしょうか?私は毎月6日に一定額を積み立てているのですが、その結果を・・・騰落率ベースで見てみたいと思います。

累計単月
1月+4.50%+4.50%
2月+7.01%+2.51%
3月+8.93%+1.92%
4月+8.39%-0.54%
5月+8.97%+0.58%
6月+13.47%+4.50%
7月+5.33%-8.14%
8月+3.64%-1.69%
9月+5.30%+1.66%
10月+11.67%+6.37%
11月+10.29%-1.38%
12月+14.64%+4.35%

                                       12月30日現在の数値です。

 年間を通してでは14.64%とオルカンの年初来騰落率の33%強には劣る結果となっています。まぁ、資金を毎月徐々に投入する関係上、どうしてもパーセント的には落ちる結果となっており、年初一括投資と比べると、資金効率が悪くなってしまっています。これに関しては・・・毎月積み立てという安心感、そして投資タイミングに対して何も考えない投資を取るのか、確率的には優位と言われている年初一括投資を取るのかという判断になるのですが、私的にはここで頭を悩ませるのも嫌だという思いもありますので、今年も一定金額を淡々と積み立てていこうと思います。
 また、昨年は8月に大暴落があったわけですが、単月の騰落率を見てみると、7月の下落が非常に大きい事が分かります。8月5日の大暴落は非常に大きかったのですが、瞬間的なもので、すぐに値が戻った事もあり、月間の騰落率としては暴落とならなかった・・・という事ですね。ちなみに8月5日には年初からの騰落率がマイナスになりました💦
 まぁ、全体的には昨年の相場全体の環境が良く、良く上がった1年ではないかなぁと思います。積立投資の積み立て時には株価は停滞もしくは下落した方がより多くの株数(投資信託の枚数)を買う事が出来て有利とも言われますが、やっぱ心情的には基準価格が下がると凹みますので、実利と心情を考えると、微妙な感じが漂いますね。基準価格が上がってうれしいけど、買える枚数が少ないというジレンマに陥ります。
 昨年全体を見ると相場は上昇し・・・だけど8月5日のような暴落も体験できましたので、新NISAデビューした方々にとってはいろんな経験ができた上に含み益があるという・・・良い相場だったのではなかったのかなぁと思います。今後、8月の暴落よりももっとひどい相場が来る可能性がある(まぁ、長い期間やってれば・・・きっと来ると思います。)と思いますので、その準備運動だと思えばいい経験ができたのではないかと思います。
 私個人的には積立投資枠は上記結果で上々だったのですけど、それ以外が小型の変な株ばっかり持っているせいか・・・今年の投資成績はぜんぜん振るわない結果となっちゃいました。私って株下手だなぁ・・・とつくづく思います💦。今年こそは、上手にやっていきたいなぁ。

 と、新年の挨拶だけでは寂しいので、昨年の相場状況を振り返ってみました。昨年の新NISAから投資を始められた方も、ベテランの方も、今年は?今年も?良い成績となる事を祈っています。


 最後になりましたが、皆様の心とお体、そして職業柄・・・職業生活とお金が今年も健全に健やかに育つことをお祈りいたします。
今年もよろしくお願いしますっ!

あっ、最後に今朝、初日の出を見に行ってきましたので、その時の写真を貼っておきますね。雲一つない綺麗な初日の出でした。今年は良い年になりそうな気がします。
ちなみに写真下の町並みは鳥栖の町並みで、写真撮った場所は・・・何と言えばいいかなぁ。鳥栖斎場から山の方に上ったところです。
皆様にも幸多き年でありますように。